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鬼平「狐火」

 投稿者:目黒の彦十  投稿日:2009年 5月27日(水)06時45分55秒
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  歌舞伎版鬼平は昨日が千秋楽でした。
今回の「狐火」は原作どおりのところもあり、変えられているところもありましたが、舞
台という制約もあるので、別物として楽しんできました。
吉右衛門さんの平蔵はさすがに手慣れたものでしたし、前回の「大川の隠居」に続いて粂
八役の歌昇さんも定着した感があります。芝雀さんのおまさ、段四郎さんの彦十も定着し
てもらって、また歌舞伎版鬼平を見せてもらいたいものです。
今回の舞台には「遊び」がありました。おまさが彦十に、新宿の茶店で瀬戸川の源七を見
かけたことを告白する場面で、彦十は長谷川様には内緒で手伝うと言います。ところが平
蔵は押入れの中でその話を聞いていたのでした。出てきた平蔵は「彦、おめえは芝居がう
めえなあ」と言って、両手を上げて「澤潟屋!」(段四郎さんの屋号)とやります。
次の演目の福助さんの早代わりでは、お姫様姿の福助さんが舞台から客席へ降りてきて、
最後部まで歩き、花道へ上って舞台へと歩きます。舞台まで戻ったところで、福助さんが
お付きの老女へ「ほんに長い花道じゃったなあ」と言います。客席は大受けでした。
日ごろの歌舞伎座とは違い、役者さんも楽しんでいたのかもしれません。

>秋津のとんぼさん
初歌舞伎を楽しまれたようで何よりです。
私が初めて歌舞伎を見たときの印象は「きれいだなあ」というものでした。衣装、舞台装
置など見るものすべてに目を奪われました。
福助さんの早代わりは本当に早かったですね。どうやったらあんなことができるのかと感
心してしまいました。
6月の歌舞伎座夜の部は吉右衛門さんの幡随長兵衛です。2回目をいかがでしょうか。

段四郎@彦十(長門彦十よりもずっと感じが出ている)
 
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